ソニー、ミラノ・サローネで展示したAVプロトタイプを日本初公開

今年4月ミラノ・サローネ期間中に開催されたデザイン・プロトタイプ展示の会場風景

今年4月ミラノ・サローネ期間中に開催されたデザイン・プロトタイプ展示の会場風景

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 ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)は7月19日より、「Sony Design × Master Craft Lombardia ソニービル展~北イタリアの職人技や素材と、Sony Design/Sony AVの融合~」を8階コミュニケーションゾーン「OPUS」で開催する。

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 同展では、今年4月イタリア・ミラノで開催された国際家具見本市「Salone del Mobile in Milan(通称=ミラノ・サローネ)」期間中にソニーが展示を行ったデザイン・プロトタイプ10点を公開する。日本では初公開。

 これらのデザイン・プロトタイプ作品は、同社デザイナーが「新しいモノの佇まい」「人と空間の心地よい関係」をコンセプトにこれからの新しいAVデザインを表現したもので、製作はモダンデザインの原点といわれる北イタリア・ロンバルディア州にある13の工房の職人たちが担当。同州は皮革、金属、大理石、ガラス加工などの手工業が非常に盛んで職人の技術も高いことから、通常は建築素材に使われる大理石など今までのAVデザインでは見られないような天然素材を使用しているのが特徴。

 これらのプロトタイプ作品には「和」を意識したネーミングが付けられており、木、大理石、革を素材としたインテリア調の棚型スピーカー「架(KAKERU)」、張り地として革や布を用いたエレガントなサラウンド・サウンド・チェア「座(ZA)」、彫刻の佇まいを持った大理石のスピーカー「眺(CHO)」など、インテリア性の高さを感じさせる作品に仕上がっている。

 会場では、同社のサウンド・デザイナーやオーディオ・エンジニアによる音と照明が連動したインスタレーションとともに展示作品を楽しむことができる。

開催時間は11時~19時。入場無料。7月27日まで。

ソニービル

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