ヤフー(港区)は11月12日より、銀座の10画廊が参加するオークション「Yahoo!オークション 銀座 秋の名品展」を開催している。
永善堂画廊、小曽根美術、小林画廊、相模屋美術店、三和堂、秋華洞、靖山画廊、花田美術、ギャラリー広田美術、山下画廊の10有名画廊が参加し開催されている同オークションは、銀座の有名画廊がこれだけ集まって参加するものとして同社初の試みだという。
第1週は日本画特集で、横山大観が最盛期に富士山を描いた「朝揮」が同オークション美術品最高開始額となる3,500万円で出品されているほか、ニューヨークを中心に活躍する千住博の「ウォーターフォール」(1,800万円~)、平山郁夫「薬師寺の塔を望む」(700万円~)など「普段は出品されることがない超一流品が多く登場」(同社)している。
今後「作品が市場に出ることは極めてまれ」という陶芸家・板谷波山や草間彌生、アンディ・ウォーホルの作品などが出品されるという。すべての出品作品に所定鑑定人による鑑定書が付く。
開催内容は、第1週=日本画特集(11月18日まで)、第2週=洋画特集(11月19日~11月25日)、第3週=彫刻・工芸品特集(11月26日~12月2日)。