中央区、来春「観光検定」実施へ-東京23区で初の試み

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 中央区観光協会(中央区築地1、TEL 03-3543-0211)は来年2月、「中央区観光検定」を実施する。実施は、「中央区ならではのまちづくり」施策の一環で、「観光検定」は東京23区で初の試みとなる。

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 同検定は中央区の「魅力を再認識してもらう」や「観光事業の拡大」を目的に据え、銀座や築地などの観光スポットや文化財・歴史などから問題を策定。今夏までに「中央区観光検定公式テキスト」(2,100円)1,500冊を発売し、設問の約8割はテキストから出題するという。設問作成は同協会内に設置する委員が行い、1級~3級のレベルを設ける。初回となる来年度は同検定3級を実施、その後、2級、1級と制定する予定。合格者には、合格証を発行。そのうち、希望者には観光特派員として同協会ホームページに専用コーナーを持ち、観光情報が発信できるという。

 同区商工観光団体合同事務局長の出竿さんは「対象は全国の人。観光スポットもたくさんあるので中央区をさらに知ってほしい。また、中央区民は毎年増加の傾向にある。新しく引っ越してきた人たちにも勉強して関心を持ってほしい」と話す。

 受験予定人数は1,000人で、300人の合格者を見込む。受験料は3,150円(予定)。計上予算は1,399万円。

中央区「おはこ十八景」と「夜景八選」を選定−銀座・和光など(銀座経済新聞)中央区ホームページ中央区観光協会

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