銀座のギャラリーで会津塗りのデザインプロダクト展-友禅とのコラボも

源氏物語をモチーフにデザイン化されたインテリアプロダクト「GENJI(ゲンジ)」シリーズ。会津漆りと友禅のコラボが印象的。

源氏物語をモチーフにデザイン化されたインテリアプロダクト「GENJI(ゲンジ)」シリーズ。会津漆りと友禅のコラボが印象的。

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 ギンザギャラリーハウス(中央区銀座2、TEL 03-3564-0821)で2月19日より、会津塗りのデザインプロダクトブランド「BITOWA(ビトワ)」の展示会が開催されている。主催は会津若松商工会議所。

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 同ブランドは、400年の歴史を誇る伝統工芸「会津塗り」の技術とデザイナー・塚本カナエさんの感性により2006年に誕生。「ホテルライクで上質な生活」をテーマに据えた「BITOWA classic(ビトワ クラシック)」を皮切りに、翌年にはパール色を配した華やかなデザインが特徴の「BITOWA modern(ビトワ モダン)」シリーズを発表。3年目となる今年は、京友禅の老舗「千總(ちそう)」とのコラボレーションで源氏物語をモチーフにデザイン化したインテリアプロダクト「GENJI(ゲンジ)」を実現。1月にパリで開催された国際見本市「Maison & Objet(メゾン エ オブジェ)で初披露した。

 展示作品は、「GENJI(ゲンジ)」シリーズの「紫の上」を桜に、「光源氏」を桐の花に見立てた座いす「Stool」(価格未定)や漆塗りのテーブル「Rendezvous Table(ランデブーテーブル)」(価格未定)のほか、「modern」シリーズの「カメリア」をデザインした「Makeup Box(メイクアップボックス)」(L=10,500円)、「classic」シリーズの「八つ藤」をモチーフにした「Portable Mirror(ポータブルミラー)」(9,450円)など。一部販売も行う。

 塚本さんは「デザイン面において、日本文化を現状維持するものではなく、現在の生活にフィットさせ、今現在使いやすいと感じるものづくりに重点に置いている。今後、ビジネス的な点にも考慮した上で、整理しつつ拡充してきたい」と話した。

 開催時間は11時~19時(最終日=11時~15時)。2月23日まで。

汐留で会津漆器の現代ブランド展示会−フォーラムも(新橋経済新聞)銀座くのや、170周年で新プロジェクトと新ブランド(銀座経済新聞)BITOWA千總ギンザギャラリーハウス

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