ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)の屋外イベントスペースで3月15日より、東京都が主催する「花粉の少ない森づくり展」が開催されている。
東京都の森林面積は4割で、森林の約7割は多摩地域西部に存在。そのうち多摩地域の森林の約6割がスギやヒノキなどの人工林で構成され、このような人工林は木材として利用できる林齢を過ぎても伐採が進まないため、花粉を多く発生するスギが増加、スギ花粉が大量に発生する。現在、都民の3.5人に1人がスギ花粉症と言われており、このような悪循環を阻止するため、人工林のスギやヒノキを木材として利用し、伐採後の森林には花粉の少ないスギなどを植樹。「花粉の少ない森づくり」を育成し、同イベントを通して「ひとにやさしい森づくり」活動への理解を呼びかける。
展示内容は、多摩地区から伐採したスギの丸太、スギの丸太から作った柱・デッキ・ベンチのほか、花粉の少ないスギの苗木、「花粉の少ない森づくり」のパネルや東京花マットなど。そのほか、17日から民間気象情報会社のウエザーニュース(港区)が開発した花粉自動観測機「ポールンロボ」が登場し、同イベント会場付近の花粉飛散量を測定する。
開催時間は11時〜19時。3月30日まで。
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