銀座フェニックスプラザ(中央区銀座3)で7月19日、「都市・里山・奥山」を結ぶサスティナブルネットワークフェスタ「ファーム・エイド銀座2008」が開催された。主催は、同実行委員会と銀座でミツバチを育てるプロジェクトを運営するNPO法人銀座ミツバチプロジェクト。
同イベントは、「都会の真ん中でミツバチを飼い、はちみつを味わい、自然を感じ、仲間と楽しみながら活動する中、『人と自然の共生』を学んだ」という同プロジェクトメンバーの、「銀座でこだわりの食を味わい、環境や農のことを知って考えよう」という思いから企画された。今年11月まで毎月テーマを替えて開催を予定している。
今回のテーマは「やるじゃん!お米」。同ビル2階では、おいしい米の選び方・研ぎ方・炊き方のほか、米粉パンや麺、モッフル(もちのワッフル)などを紹介するコンベンション「Ginza メッセ」や、食べ比べができる「お米セミナー」などを開催。同ビル屋外スペースと1階には直売スペース「Ginza プチ・マルシェ」を設け、米・米粉製品を中心とした農産物や加工品などを販売した。
今年で12回目の採みつ活動を迎える「銀座ミツバチプロジェクト」は、同ビル屋上に設置する巣箱を拠点に活動を行うミツバチを至近距離で見学する「ミツバチ見学会」を開催。気温の上昇とともに6月末以降、「活動スピードが緩やかになった」というミツバチや女王蜂の動き、遠心分離機ではちみつを絞る作業などが披露され、担当者の説明に耳を傾ける参加者の姿が見られた。そのほか、同プロジェクト田中副理事長による体験学習「子ども養蜂教室」や、アロマテラピーインストラクターによるハンドクリームづくり体験「みつ蝋ワークショップ」なども併せて開催された。
今後、「Viva!夏野菜」(8月30日)、「ジャズとオーガニック」(9月23日)、「江戸前野菜」(10月5日)、「都市・里山・奥山を結んで」(11月24日)の開催を予定している。
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