松屋銀座（中央区銀座3、TEL 03-3567-1211）は来年1月2日9時30分から、創業140周年記念した福袋を販売する。

　来年で創業140周年を迎える同社は、「銀座の温故・知新」をキーワードに趣向を凝らした福袋を企画。全館で約3万個の福袋を販売すると発表した。

　同店の名物催事や銀座の過去の出来事などを織り交ぜたオリジナリティーあふれる「銀座の『温故』福袋」として登場するのは、同店の恒例催事「百傘会」で人気の傘を詰め合わせた「松屋オリジナル傘スペシャル福袋『百傘会デザイン傘バージョン』」（20個＝10,000円）や、1960年代に銀座に集まっていた若者「みゆき族」文化をイメージし、当時の流行とクロスオーバーする現代のニュープレッピーのメンズアイテムをセットにした「ノスタルジー60s GINZA福袋」（10個＝20,000円）など。

　同店の若手社員がシーンや世代別に作成した「銀座の『知新』福袋」では、20代社員が同世代の女性の銀座デビューをプロデュースするという趣旨で用意したレディスアイテムセット「王道GINZAカジュアル福袋」（40個＝10,000円）やジュニア用ゴルフセットを詰め込んだ「目指せプロゴルファー!　Jr.ゴルファー福袋」（10個＝25,000円）など。

　2009年限定のスペシャル福袋としては、「20世紀前半にブラジルのサンタマリア地方で発見され幻の宝石と言われる」（同店）サンタマリア・アクアマリン15.24カラットとダイヤ0.85カラットのリング（500万円相当）のほか、ホテル西洋銀座のプレミアムスイート宿泊と特別ディナーなどがセットになる「140周年記念　宝飾時計アニバーサリー福袋」（限定1個＝140万円）が登場。また、東京大神宮（千代田区）での挙式・披露宴（招待客60人＝200万円相当）をセットにしたウエディングプラン福袋（140万円）など豪華な福袋のほか、地下1階「百々小膳」で販売する735円以下のお弁当140食分が1年間有効となる「お弁当140食満腹福袋」（限定1個＝50,000円）も販売する。

　「毎年大人気」（同社）のオリジナル福袋には、「銀座ミツバチプロジェクト」で採蜜された銀座生まれのハチミツを用いたオリジナルスイーツがセットになった「『銀座はちみつでつくった菓子福袋（50個＝3,000円）や、今年の初売りで開店から1分21秒で完売した「大人気」の｢リタズダイアリー福袋｣（50個＝10,000円、10個＝20,000円）もお目見えする。

　今年の初売り（1月2日）では元旦の16時ごろから並んだ先頭客を含め約6,700人が開店前に列を作り、売り上げは昨年対比105％を記録した。景気が危ぶまれるなか、2009年の福袋売り上げは1億7,000万円を見込む。

　営業時間は、同2日＝9時30分～19時、3日＝10時～20時。