あなたのオーラは何色？――博品館TOY PARK（中央区銀座8）1階正面入り口に今月から設置されたオーラ鑑定機「ビーリブオーラ」が、女性客を中心に人気を集めている。

関連画像（オーラやチャクラを表示したスクリーン）

　「ビーリブオーラ」はアメリカ生まれの鑑定機。スクリーン前に座り内蔵カメラで写真撮影、続いて付属機械に左手を置いて数秒待つと、自分の回りにオーラが付いた写真がスクリーン上に映し出される。オーラの種類は深紅色、赤色、オレンジ色、金色、黄色、緑色、濃い緑色、青色、藍色、紫色、ラベンダー、白色の12色。深紅色＝「すごく情熱的で、頼りがいのある、目標に向かって突き進むタイプ」、ラベンダー色「想像力豊かな夢想家、ソフトなイメージで繊細な人。神秘的雰囲気を持っているタイプ」などに分類される。そこから、個性や性格、体内エネルギーレベルやストレス状態、オーラの出所、チャクラの状態、精神状態に至るまで棒グラフや円グラフなどで表示され、同店スタッフにより細やかな説明が受けられる。

　利用者の大半は20代後半～30代の占いなどに興味のある女性。平日はお昼の道すがら興味を持ったOLが次の休み時間に同僚を連れてくる姿や、「当たっている」「いや、当たっていない」など互いの結果を笑い合う友人同士やカップルのほか、「もう、オーラなんか出てないだろう」と半信半疑で試す年配の姿も。新橋に隣接するエリアとして待ち合わせ場所として利用されることも多い同店では、待ち合わせ時間までの「数分」を使って利用する人も多いという。

　同店営業部の岡野光宏さんは「嘘発見機と同じ方法で、左手を乗せた機械から出る微量の電波から心理状態が分かり、そこから統計学を基に算出し、色を付けたものを『オーラ』と呼ぶ」と説明。「当たっていると認識される方が多いのは事実だが、あくまでも統計学をもとにしたお遊び」と付け加える。結果は写真とオーラのほか、自分が持っているエネルギーを100％とした場合のオーラサイズがパーセンテージで表示されたA4サイズのレポート（525円）と、26ページから成るフルレポート（3,150円）の2種類から選べる。

　営業時間は11時～20時。同機の設置は9月末まで。