昼はカレー専門店「LE CURRY DE PAUL(ポールのカレー)」、夜は立ち飲みワイン居酒屋「Pont du Gard Express(ポン デュ ガール エクスプレス)」になる二毛作店(中央区銀座2、TEL 03-6228-4449)が2月1日、銀座ブロッサム近くにオープンした。運営は、飲食店経営を手がけるLyon Blue International(足立区)。
自然派ワインが楽しめるビストロ「Gare de Lyon(ギャール ド リヨン)」(中央区)とワイン居酒屋「Pont du Gard(ポン デュ ガール)」(銀座1)の姉妹店となる両店。既存店2店が予約で満席になることが多く、「お断りすることや常連のお客さまが入店できない状態が続いた。既存店の受け皿になれば」(社長の安生浩さん)とオープンを決めた。同時に、ランチ時は近隣会社員などをターゲットとしたカレー専門店として動き出した。
10.5坪の店内にはカウンターとキッチン、壁にはワインボトルがずらりと並ぶ。赤レンガ色の壁色が差し色となり温かみのある空間を演出。「クイックにコンビニエントに、安く使い勝手の良い店」をコンセプトに、「待ち合わせにも飲み足りなかった人でもお越しいただければ」(安生さん)。夜は立ち飲み形式、昼はカウンター12席を設ける。
昼メニューは「ポールのカレー」(650円)、「チーズカレー」「コロッケカレー」(以上750円)などで、「一番人気」(安生さん)は「スタミナごっつカレー」(850円)。生たまご・ゆでたまご(各50円)、コロッケ、チーズ(以上100円)、ソーセージ(150円)などのトッピングも選べる。
夜メニューはフランス、スペイン、イタリア、アルゼンチンなど幅広いラインアップのワインを用意し、グラス=450円~950円、ボトル=2300円~で提供する。フードは、ピーナツ(280円)などのつまみ類や小皿料理(480円~)などを提供。「おすすめ」は「もつ煮込み」(680円)と「焼きカレードリア」(780円)。
既存店の客層は20歳代後半~40歳代後半の男女で、女性客が6割を占める。パリのビストロを再現し自然派ワインを壁一面に並べた「ギャール ド リヨン」は雑誌を見て全国から訪れる客や同業者の来店が多い。安生さんは「オープンしたばかりなので知名度はまだまだ。夜は既存店から流れて来られる方が多い。一人でふらっと来て一品、二品と一杯飲んで帰っていただける気軽な店。予約は受け付けていない」と話す。
営業時間は、昼=11時30分~14時(日曜・祝日定休)、夜=17時30分~23時(土曜・日曜・祝日定休)。