ユナイテッドアローズ(渋谷区)は4月24日、「CHROME HEARTS GINZA(クロムハーツ ギンザ)」を銀座並木通りにオープンする。
クロムハーツは、デザイナー兼オーナーのリチャード・スタークさんが1989年にカリフォルニアに設立。重厚な銀製の装飾品やレザーウェアをはじめ、主力商品となるスターリングシルバーを用いたロックテイストあふれるシルバーアクセサリーなどが人気を博し、ハリウッドスターやロックミュージシャンなどが顧客として名を連ねる。
クロムハーツの正規代理店を務める同社はオンリーショップ5店舗を展開するほかユナイテッドアローズ19店舗で商品を販売。銀座への出店は今回が初で、6店舗目のオンリーショップとなる。「以前から検討していた。世界の名だたるショッピングエリアとして国内外から注目される銀座。中でも出店が容易でない並木通りに出店する機会を得られた」と同社広報担当の前田さん。
店舗は地下1階から地上2階までの3フロア構成で、同ブランドの新しい世界観を提案する。ストアコンセプトは「古くから存在していたかのような老舗を感じさせるクラシックな空間」。開放的なエントランスとエボニー(黒檀)で装飾された吹き抜け部分にはブラックバカラのシャンデリアを配す。インテリアはクラシックにまとめ、クロムハーツ独自の彫刻を施したパーツや素材を用い細部までこだわりを見せる。店舗面積は166.9平方メートル。
天井レリーフはフロアごとの特徴を生かしたデザインを起用し、光と陰の変化で時間帯によって空間の表情を変えるという。地下1階の天井には世界初のデザインを採用する。
営業時間は未定。