INAX GINZA(イナックス ギンザ=中央区京橋3、TEL 03-5250-6560) で4月5日より、ロシアのチュバシ共和国を紹介する国内初の展覧会「ロシアへの招待『チェボクサリ 森を抱く街づくり』」が開催される。主催は建築工房BANインターナショナル(国立市)と現地企業KONTUR。
チュバシ共和国の首都で大河ボルガのほとりに位置する港湾都市チェボクサリは、農業と工業を基幹産業とする比較的豊かな地方都市。BANインターナショナルはチェボクサリの新都市計画プロジェクトに設計のプランニングとして参画し、現地を訪れ魅了されたチュバシ人の文化や歴史を紹介するほか、外務省などの後援を得て両国の青年交流を行うなど精力的な活動を行っている。
会場には同社が手がける500ヘクタールの新都市計画のパースやチェボクサリを紹介するパンフレットやクラフト、特産物であるビールやハーブ酒「バルザン」などを紹介するほか、チョコレートの試食を行う。昨年現地で行われた青年交流の報告やDVD上映も。
同展広報担当者の田中えり子さんは「ロシアは暗くて厳しいというイメージがあったが、現地で知り合った人々はホスピタリティーのある素朴で温かい方が多い。知られていないチュバシの良さを多くの方々へ伝えていきたい」と話す。
4月7日には、Tokyo Gallery主宰の山本豊津さんによるトークイベント「ロシアの魅力 アートによる街づくり」も予定する。19時~20時30分。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。4月10日まで。