3月末に創業50周年を迎えたリクルート(中央区銀座8)は現在、同GINZA8ビル1階(同)で50年を振り返る企画展「時代と、人と、情報。展」を開催している。
1960(昭和35年)、広告代理店「大学新聞広告社」としてビル屋上の2畳半の物置小屋からスタートした同社は、1984(昭和59)年に現在の名称へ変更。「とらばーゆ」「月刊ハウジング」「エイビーロード」「ゼクシィ」「ケイコとマナブ」など数多くの情報誌やフリーペーパー「ホットペッパー」「R25」、情報サイト「ISIZE」「SUUMO」などで情報・広告の一時代を築いてきた。
同展では50年間の暮らしの様子や出来事を振り返りながら情報や広告の変遷を紹介。エントランススペースには各誌の創刊号を展示。1993年創刊の「ゼクシィ」表紙には「仏滅、平日結婚で50万円うかす時代がきた!」や、「フロム・エー」表紙には「やっと創刊。今日から『A』。ほんとうにエーじゃないか。」などのキャッチコピーが目を引く。
「リクルートこだわりのワザ50」と題して、情報の分類方法や見せ方、ユーザーへの届け方など「画期的な方法論から小さなアイデアまで」をパネルで一挙公開するほか、リクルートネットサービスの閲覧、リクルート事業の原点となった商品の展示を行うほか、「ホットペッパー」などの懐かしいCMも紹介する。
クリエイションギャラリーG8 の小高さんは「時代とともに変化してきた情報。人や暮らしなど時代とともに移り変わる様子も感じていただける」と話す。
開催時間は10時~19時。4月29日~5月9日は休館(5月5日は開館)。5月21日まで。