プランタン銀座(中央区銀座3)本館2階のカフェ「サロン・ド・アンジェリーナ」(TEL 03-3567-7871)で4月29日より、新しいマロンペーストを用いた「新生モンブラン」の誕生を記念したキャンペーンを行う。
1903年にパリで創業したアンジェリーナはパリの社交界やアーティストたちが愛用したサンロ・ド・テとして知られる。日本へは1984(昭和59)年のプランタン銀座開業と同時に上陸し、創業以来100年以上にわたり変わらないレシピで作る「モンブラン」が話題を集めてきた。
今回のリニューアルは、2007年にパリ本店のシェフ・ド・パティシエ、セバスチャン・ボーエルさんが就任、マロンペーストの素材を見直したことから始まり、「人の手で厳しく選果した」イタリア産カスターニャ・サティーバ種の栗の果肉に入り込んだ渋皮を手作業で除去したマロンペースを用いたモンブランが生まれた。パリ本店では2007年より提供を始めたが、日本では本店から遅れること1年半、同日より直営6店で一斉に新生モンブランの提供を始める。
今月13日に開催された試食会では、現行モンブランと新生モンブランの2種が提供された。マロンペースト以外の無糖の生クリームやメレンゲ部の配合などは一切変更していないが、新生はマロンペースの色合いが以前より淡く、栗のまろやかさとやさしい風味が特徴。同店広報担当の飯塚さんは「人によって好みは分かれるが、新生は栗好きにはたまらないはず」と話す。
期間中、店内にはパリやベルサイユ店の様子を紹介する写真を展示するほか、5月3日にはパリ本店からボーエルさんが来日し店頭に姿を見せる。
サロン・ド・テ アンジェリーナの営業時間は11時~21時30分。キャンペーンは5月12日まで。