マイナス5度の氷でできたバー「ICEBAR TOKYO BY ICEHOTEL」(中央区銀座8、TEL 03-6228-5022)で6月2日、夏に向け店内の「アイスチェンジ」を行った。
スウェーデン生まれの氷でできたホテル「ICEHOTEL」との提携で、4年前に日本初上陸を果たした同店。マイナス5度に保たれた約65平方メートルの店内には氷でできた壁や座席を配すほか、デザイン性の高いアイスワークが目玉なっている。
同日、アーティストらがアイスワークの説明やアイスカービングのデモンストレーションなどを披露。アイスワークはICEHOTELクリエーティブディレクターを務めるArne BerghさんやアイスアーティストのJens Thomas Ivarssonさんら5人によるもので、昨年末に北極圏を流れるトネル川で切り出された約40トンの天然氷を現地で2週間かけて制作した。海上輸送で東京まで持ち込み、同所での設営に1週間を要したという。
新しく登場したアイスワークは海をイメージした壁面や、トナカイと人間に切り抜いた氷と氷の間に雪を詰め仕上げた壁など。Jensさんが「最も気に入っている」というレンガ造りを思わせる円形のアイスワークの内側には敷物を敷いた氷のソファを置き個室としても利用できる。
運営するカロッツェリアジャパン(中央区)取締役の得能正憲さんは「マイナス5度を保つので維持費が大変。夏を迎えアイスバーを楽しむ良い季節なので多くの方々に足を運んでいただきたい」と話す。
同店ではツイッター割引「ツイ割」を導入し、アカウント「@ICEBARTOKYO」をフォローする来店者にドリンク2杯目を無料でサービスしている。
営業時間は16時30分~23時15分。入場料は3,500円(防寒ケープ&グロー ブのレンタル代、ドリンク1杯込み)。45分入れ替え制。