銀座・伊東屋(中央区銀座2、TEL 03-3561-8311)9階ギャラリーで7月10日、イタリアを描く画家・荒井裕子さんの個展「光の風景・イタリア」が始まった。
今回で12回目の開催となる同展では、新井さんが昨年の展示会以降に描き下ろした新作を展示。20年ほど前からイタリアに魅了される荒井さんは毎年イタリアを訪問し、目で見て感じた「生のイタリア」を作品に表現している。
展示するのは「近年描く機会が増えた」というベネチアの風景画、「新しい試み」であるトマトやレモンなどイタリア野菜を描く水彩画作品のほか、伊東屋で販売する2011年カレンダーの原画など約50点。作品はアクリルガッシュと水彩画で描かれ、価格は2万6,250円~10万円前後。開催初日に数点の作品が既に売れたという。
荒井さんは「イタリアにはまって約20年。1999年から同所で開催しているため毎年お越しいただくお客さまも多い。新鮮さを感じていただけるよう新しい試みを行うなど工夫している」と話す。
開廊時間は10時30分~20時(日曜・祝日は19時まで)。今月19日まで。