松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階大催場で8月11日より、「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」が始まる。
漫画家・水木しげるさんは鳥取県境港市出身で現在、東京都調布市在住の88歳。現在、夫人の自伝を原案としたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で話題を集めている水木さん。今年3月に米寿を迎えたことと画業60年を記念し同展開催に至った。
会場には、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」を中心に60年かけて作り上げてきた世界観を、初期のものから最新作品まで原画約100点を通じて紹介。妖怪研究家としての一面もあり、一目連、座敷坊主、こなきじじいなどの妖怪を描いたモノクロとカラー原画も展示する。会場構成は水木作品のファンであるブックデザイナー祖父江慎さんが担当し、立体で表現した日本の妖怪や漫画に登場するキャラクターを配した「妖怪の気配あふれる」空間を演出する。
関連展示コーナーでは「ゲゲゲの女房」のセットを再現。スチールパネル展示のほか、予告編の映像も上映。 同展限定オリジナルグッズではTシャツ(3,045円)、マグカップ(1,260円)などに加え、お湯を注ぐと目玉おやじの色が変わる「湯飲み風呂」(1,050円)や「鬼太郎マグカップ」(1,260円)などの祖父江さんデザインの限定グッズや、水木さんの故郷・鳥取限定商品なども販売する。
特設スペースには甘味処「鬼太郎茶屋」を開設し、目玉おやじのもち付きあんみつ「妖怪クリームあんみつ」や一反もめん型の寒天つきかき氷「ふわふわかき氷・一反もめんハワイ」(以上501円)などのイートインメニューのほか、5種のドラ焼き「鬼太郎茶屋 生ドラ」(1601円)のテークアウト商品も用意する。
開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。入場料は、一般=1,000円、高校生・大学生=700円、中学生以下無料。今月23日まで。