築地場外市場の鮮魚店「魚河岸野郎」(中央区築地4、TEL 03-6228-4119)内に設けた競(せ)り場で8月20日、競りを一般公開し、その様子をインターネットで中継する。
今年5月から築地市場のマグロ卸売場見学者エリアの入場が毎日先着140人に限られたことを受け、築地マグロ仲卸「鈴与」三代目社長の生田興克さんの「市場にとって競りの機能は大事な要素の一つ。誰でも見学できる競り場を作りたい」との思いから今回の企画が立ち上がったという。
当日は、同日築地市場で仕入れた20商品を生田さんが競り人となり取り引きするもの。同時にネット通販サイト「でき待ち」内の専用ページ内でユーストリームを使って中継を行い、同通販サイトで会員登録しツイッターのアカウント(@deki_machi)をフォローした人に限り競りに参加し落札することができる。入札はツイッター上で行われ、価格決定は競り人の「さじ加減」という。
生田さんは「競りを多くの方に知っていただきたい。全世界どこからでも競りを気軽に見る事ができる」と話す。広報担当の鹿川さんは「今年サンマは不漁だがイワシはとてもおいしい。新鮮な魚を競り落としていただければ」とも。
公開・中継時間は12時~13時。