銀座に「IPPUDO TAO TOKYO」-一風堂が新業態、ラーメン×和太鼓コラボ

赤と黒で統一した店内にはモニターでTAOの演奏風景を流している

赤と黒で統一した店内にはモニターでTAOの演奏風景を流している

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 博多ラーメン「一風堂」を展開する力の源カンパニー(福岡市中央区)が9月1日、新業態となる「IPPUDO TAO TOKYO」(中央区銀座4、TEL 03-5148-1172)をオープンした。

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 同店は大分県久住をベースに活躍する和太鼓集団「TAO」とコラボした食とエンターテインメントを融合させた新業態で、博多店、シンガポール店に続く3店舗目。同社の河原成美社長がTAOの演奏に感動し、「TAOのパワーと一風堂のパワーが融合すれば足し算じゃなく、掛け算になる」とコラボレーションを申し出た。

 店舗面積は25平方メートルで、席数は31席。店内はTAOを率いる藤高郁夫さんがアドバイザーとなり、TAOのイメージカラーである赤と黒で統一。ラーメン鉢やユニホームなども赤と黒にこだわった。BGMもTAOで、店内に設けたモニターでも演奏風景を流す。

 同店限定メニューは、「和太鼓の音と広がりをイメージ」した極太麺に黒香油をプラスしたとんこつスープにしょうゆダレベースの「TAO・黒」(850円、肉入り=1,050円)と、博多細麺に辛かみそを加えた豚骨味「TAO・赤」(850円、チーズ入り=1,050円)の2種。オープン以来、「TAO・黒」の注文が約6~7割を占めているという。

 そのほか細麺の豚骨ラーメン「一風堂白」(750円)や、サラダ感覚で食べられる「祭りめし」(350円)なども提供する。

 河原さんは「Sushi、Soba、Sakeなどのように、Ramenを世界標準語にする夢に向かっている。独特の間合いの良さ、動きのキレの良さ、リズムの良さ、連帯感など一風堂が演出する『日本のかっこよさ』はTAOにも共通する」とし、「今後、韓国、台湾、中国、アムステルダム、ロンドン、パリなど、5年後までに10カ国、30店舗の展開を視野に入れる」と意欲をみせる。

 営業時間は11時~翌2時(日曜・祝日は24時まで)。年末年始定休。 

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