「年末ジャンボ宝くじ(第596回全国自治宝くじ)」が11月24日、全国で一斉に発売され、「西銀座デパート」1階の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」に今年も長蛇の列ができた。
今年の年末ジャンボの当選額は、1等=2億円、2等=1億円で、1等の前後賞が各5千万円。当選本数は74ユニットの場合1等が74本、2等が370本で、計444人が1億円以上の当選金を獲得する「億万長者」となる見込み。
西銀座チャンスセンターはこれまでにも高額当選くじを数多く売り、全国の宝くじファンがくじを求めて列を作る人気売り場として知られる。お目当ては「1等賞にちなんだ『1番窓口』」(行列客)で、初日の日中にも首都高ガード下から晴海通り沿いに「2時間待ち」(交通整理スタッフ)の列ができた。
11時過ぎから並んだという千葉県在住の女性は100枚購入予定で、当選したら「世界旅行に行きたい」と笑顔をみせる。毎年並んでいるという40代女性は「家が買いたい」と話したほか、「定期預金にしたい」という30代男性など、さまざまな思いを胸にした行列客が、発売したばかりのくじの束を手に窓口を後にした。
価格は1枚300円で、12月24日まで販売。販売時間は9時~20時30分(売り場によって異なる)。抽せんは12月31日にメルパルクホール(港区)で行われる。