ギャラリー21+葉(中央区銀座1、TEL 03-3567-2816)は10月2日より「志村みづえ 展-IKEBANA Installation-」を開催している。
志村みづえさんは、1975年から草月流いけばなを始め、現在いけばな作家として活躍。3回目となる今回の個展では、136センチの高さに設置した全長18メートル68センチ、幅1センチの溝にルッコラの種を植え、期間中成長するルッコラを展示するもので、志村さんは作品について「いけばなは生きている花を切るため死と対峙している。今回は生まれる・育てるものを扱いたかった」と話し、インスタレーションで「水平のいけばな」に挑戦する。
10月7日には、「花を食べる」イベント「食花『秋』」を開催。料理は志村さん手作りによるもので、レシピもオリジナル。食材にすべて花が入り、「菊の花の酢の物」がメーンになるという。「花生春巻き」「魚介のオランデーズソース」「ローズビーフ」やデザート「小菊のゼリー」「落葉のケーキ」など15品を振る舞う。会費は500円。
開催時間は11時30分~19時。最終日は17時まで。会期中無休。