ファンケル銀座スクエア(中央区銀座5、TEL 03-5537-0231)は5月20日より、10階ロイヤルルームを「ローズガーデン」として期間限定で開放している。
同フロアは20席のサロンスペースと20坪のテラスガーデンで構成するロイヤルルームで、通常は一般開放せずにVIP用に使っている。テラスでは季節ごとに花を飾るが、「閉まっていることも多くもったいない」(ファンケル銀座スクエア企画管理グループ・深澤さん)との思いもあり、2008年からバラが見頃を迎えるこの時期に合わせてスペースを一般開放する同企画を始めた。
昨年は期間中に2,200人の来場があるなど徐々に認知も広がり、今回で4回目を迎える。都内のバラ愛好家団体「武蔵野バラ会」の協力の下、地上45メートルの空間にバラの空中庭園がお目見えする。
今回のテーマは「バラの美術館」。庭園では武蔵野バラ会の跡見昭会長などメンバーが育てた「ミニバラ盆栽」と「バラ鉢」約150鉢を紹介。例年とは異なる新たな試みとして、竹を背景にしたシンプルな飾りで「美術品のように鑑賞する」バラの楽しみを提案する。
期間中、会場には武蔵野バラ会のメンバーが16時まで常駐してバラの育て方や楽しみ方を無料でアドバイス。毎日先着100人に、ローズをモチーフにしたゼリーを進呈するほか、フリードリンクコーナーも設ける。
深澤さんは「震災の影響で4月までのイベントは全てキャンセルになった。美しいものを美しいと感じる心で元気を出してもらえれば」と話す。
開放時間は、平日=12時~19時、土曜・日曜=11時~18時(最終日は18時まで)。今月26日まで。