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銀座でリクルート公募展受賞作家が初個展「愛とバカ」-祖父をモデルに

自身の祖父をモチーフにしたカラフルな作品を数多く紹介

自身の祖父をモチーフにしたカラフルな作品を数多く紹介

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 銀座のギャラリー「ガーディアン・ガーデン」(中央区銀座7、TEL 03-5568-8818)で現在、公募展「1_WALL」のグランプリ受賞作家・榊原美土里さんの初個展「愛とバカ」が開催されている。

ヨガじじいシリーズ

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 榊原さんは1985(昭和60)年北海道生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業し、現在は東京を拠点にアルバイトをしながら制作活動を続けている。昨年、リクルートが主催する公募展「1_WALL」のグラフィック部門でグランプリを受賞。作品は自身の祖父をモデルにしたもので、蛍光色を組み合わせた「色彩感覚」と「見た人を元気にしてしまう強烈なエネルギー」が高く評価された。

 榊原さんの初個展となる今回。会場では、動物や人間などをモチーフに厚紙を切り抜いて作っためんこや、半裸姿のおじいさんを青い背景に貼り付けた「トブジジイ」、人物イラストをパーツに切り分けハトメで固定したパック詰め「ヨガじじい」など、独自の発想で手掛けたカラフルでポップな作品を一堂に紹介。「お客さんに自由に楽しんでもらいたい」と、モーター式おもちゃのコーナーを設け、会場撮影も許可。鑑賞者参加型のラフなスタイルで、榊原さん独自の世界観を表現している。

 関連企画として6月24日には「予備校時代の恩師」というイラストレーター都築潤さんとのトークイベントを開催(18時30分~、入場無料)。同27日・28日には榊原さんがめんこ作りを教えるワークショップも開く(各回ともに16時~、参加費50円、定員10人、要予約)。

 ガーディアン・ガーデンの池水美都さんは「タイトルからしてインパクトが強い展示。エネルギーがある作品なので、見に来て楽しんで元気になってもらえれば」と話す。

 営業時間は12時~19時。日曜定休。入場無料。6月30日まで。

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