銀座・中央通りに8月4日、創業160周年を迎えるスイスのラグジュアリーブランド「BALLY(バリー)」の路面店(中央区銀座8、TEL 03-6215-6620)がオープンした。
バリーは1851年、スイスで誕生。ヨーロッパの靴産業を代表するシューズメーカーの一つとして知られ、1916年には390万足の靴を販売。世界恐慌などの影響を受けて一時縮小したが、1950年代にはメンズのドレスシューズ最高級ライン「スクリーブ」を、1970年代には洋服、ハンドバッグ、レザーアクセサリーなどをスタートさせ、現在までに国内外に680店舗の販売拠点を展開する。
バリー・ジャパンは1971(昭和46)年に設立。銀座へは2003年に並木通り沿いに旗艦店をオープンしたが、販売戦略上の理由から2009年10月に撤退。銀座再進出となる同店は、ヒルトンプラザ大阪店(大阪市北区)に次ぐ2店舗目の直営店で、唯一の路面店となる。国内では百貨店を中心に約45店舗の販売拠点を展開する。
場所は中央通り沿いの8丁目エリア。売り場面積は約190平方メートルで、1階と地下1階の2フロアで構成する。バリーの最新コンセプトであるベージュと白を基調にした落ち着いた内装で、床には大理石を使用。ガラスをメーンにしたファサードに、ブロンズで縁取りをしてアクセントを付ける。
1階ではウイメンズ商品を中心に、バッグ、シューズ、革小物、服飾小物、レディ・トゥ・ウエアなどをフルラインで取りそろえる。地下1階ではメンズ商品を扱い、スクリーブのパーソナル・オーダーも受け付け、開閉可能な扉を使ってVIPスペースを設けることも可能。
店内ではオープンを記念し、メンズ、ウイメンズ向けに同店限定のバッグとシューズも販売する。
営業時間は11時~20時。