ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)2階で、インスタレーション「Art exhibition with “Walkman” at Sony Building」が開催されている。
「人・音楽・自然」をテーマにした同イベントは、「ウォークマン」の企画プロデュースによるもので、フラワーアーティスト東信さん、映像・音楽クリエーターの高木正勝さん、作曲家・録音制作家のオノセイゲンさんらによる「視覚と聴覚によるインスタレーション展示」(同社)となっている。
約100平方メートルの空間に土を敷き詰め、コケ、きのこ、シダなどが点在、植物の匂いも表現された東さんプロデュースによる「森」は、「感覚を味わって頂くために、素足で上がって頂くことをお勧めしているが、オーバーブーツ(靴の上から履くブーツ)も用意している」(同社広報担当者)という。
「森」に入る際「ウォークマン Sシリーズ」が手渡され、初めに会場内のスピーカーからオノさん制作による「森のビジュアルイメージと違和感のある『都会の雑踏』」音が流れる。そこでウォークマンの再生ボタンを押し、オノさんが手掛けた「The man into the forest」、高木さんが手掛けた「Cristallized」「Entrance」を新開発のノイズキャンセリング機能を使って楽しむことで「クリアな音質で森をイメージした曲を聴くことで、さらに深い森にいるような感覚を楽しんでほしい」(同担当者)という。
同イベントについて「ウォークマンは『人』と『音楽』の深い『絆』を体感できる様々なコラボレーションを展開している。今回の展示は新しいウォークマンの機能がもたらす音と自然との調和を、空間全体で感じて頂くのが狙い」と話している。また、この展示は10月31日から開催される「東京デザイナーズウィーク」に参加する。
開催時間は11時~19時。11月19日まで。無休。