ドイツのスーツケースメーカー老舗「RIMOWA(リモワ)」の直営店「リモワ 銀座店」(中央区銀座1、TEL 03-5524-8845)が11月10日、銀座柳通りにオープンした。
リモワは1898年、ポール・モルシェックがドイツで手掛けた牛革製スーツケースとして誕生。世界大戦中に行った軍事コンテナーの開発をきっかけに、アルミ性ケースの開発を本格化した。現在は創業者の孫にあたるディーター・モルシェックさんが経営を受け継ぎ、ポリカーボネート素材をスーツケースに初めて導入。世界で51店舗の直営店を展開し、香港、ソウルなどアジア進出に注力。日本では正規代理店「林五」(台東区)が丸の内店(2008年)、大阪店(2011年2月)を展開し、同店は国内3店舗目の直営店となる。
場所は銀座柳通り沿いの路面で、リブ加工したシルバーの外壁と大きな円形の窓が特徴。店舗面積は約94平方メートル。1階と2階をらせん階段でつないだ空間は、白をベースに「コンパクトなサイズ感ながら、ゆっくり商品を見てもらえるようなシンプルで落ち着いた空間にした」と田端一三店長。
店内には、リモワの代表作となるアルミ合金シリーズ「TOPAS(トパーズ)」やポリカーボネートシリーズ「SALSA(サルサ)」などの定番商品をそろえる。そのほか、ワイングラスや小物を収納するスペースとワインがそのまま入るスペースから成る2層型ワインケースと、フェンダー社のストラトキャスター用ギターケース、ギブソン社のレスポールモデル用ギターケースを同店限定で先行予約販売している。
営業時間は11時~20時。