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銀座のフレンチで「東北・北関東」食材フェア-馬肉ステーキ、イチゴパフェなど

「赤べこ」をあしらった「極上苺のパルフェ お米のパフとともに」

「赤べこ」をあしらった「極上苺のパルフェ お米のパフとともに」

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 各地のご当地食材を使ったメニューを展開するフレンチ「マルシェ デ ギンザ」(中央区銀座7、TEL 03-3573-6010)で1月10日から、復興支援を目的にした「おいしさ再発見! とっておきの東北・北関東グルメフェア」が開催される。

雪下野菜と会津豚のポトフ

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 運営はあどばる(港区)。2010年にオープンした同店では、地方自治体とのコラボレーションで、各地の旬素材・希少素材を使った期間限定メニューを展開。メニューは「フレンチ」に仕立てる点が特徴で、常時80種以上のワインもラインアップ。これまで、1~2カ月の期間ごとに、稚内から石垣島まで国内8エリアを取り上げてきた。

 今回は東日本大震災の復興支援を目的に、東北地方を巡って現地の中間業者、生産者と直接提携。「日本GAP協会」の放射能、農薬などの数値基準をクリアした、宮城県仙台市の漢方牛、福島県会津若松市の会津馬肉、福島県いわき市のイチゴ「ふくあか香」「ふくはる香」などを取りそろえた。

 メニューは、通常よりも多くの栄養分を含む点が特徴の東北食材雪下野菜と、会津豚を煮込んだポトフや、会津畜産の馬肉のタルタルステーキ、イチゴに「赤べこ」モチーフをあしらい、コシヒカリで作ったパフも盛り込んだパフェなど。

 フェアの狙いは「東北の素晴らしさを最確認すること」と同店支配人の稲垣大介さん。「東日本大震災から、生産地名だけで購入を控えてしまう消費者もいらっしゃり、現地からも風評被害の声が聞かれる。フェアを通して東北・北関東の食材を身近に感じてもらいながら、今回の『お付き合い』を実績に、生産者の皆さんにとって他の販売機会へつながるきっかけづくりができれば」と話す。

 営業時間は17時30分~23時(金曜・土曜は24時まで)。日曜定休。フェアは3月15日まで。

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