バタフライストローク(中央区新富1)は昨年12月23日、ガーリー雑貨、子どもの遊び部屋、イベントブースなどから成る複合店「btf ANNEX(ビーティーエフ アネックス)」(新富1、TEL 03-6280-5068)をオープンした。
クリエーター作品を展示・販売するイベントスペース「@btf」(勝どき2、TEL 03-5144-0330)を運営する同社。同店は@btfの「女の子版」という位置付けで、子どもと「子ども心を持った大人」をターゲットに据え、女性作家によるキッズアイテムを中心に展示販売する。
場所は首都高速京橋料金所近くの路地裏。2階建ての木造建築の一部を借り受け、1階・2階の計4室を、それぞれ異なるコンセプトで展開する。店舗面積は約60平方メートル。
1階は、日本の女性作家が手掛けるキッズアイテムをそろえる「1F-A」と、メキシコの人形やアフリカの生地など「異文化」を取り込んだクリエーター作品を扱う「1F-B」で構成する。「1F-A」の商品は、顔をモチーフにしたよだれかけで、口から垂れた血のモチーフが印象的な森川まどかさんの作品や、成田聡子さんによる「どこかさみしげ」なうさぎの人形など。作家をセレクトするのはバタフライストローク取締役・青木計意子さんで、「五感を刺激したり喜怒哀楽が伝わってきたりと、単に『かわいい』にとどまらないガーリーな商品を意識した」という。
2階では、ビンテージアクセサリーやハーブティー、スパイスなど、妊婦や母親に向けた商品も。1室は絵本やおもちゃを並べ、子どもを遊ばせることができる「子ども部屋」として開放する。「2階は今後、イベントスペースとしても使っていきたい。絵本の読み聞かせ、工作、食育など、出品作家同士がコラボした幅広いイベントを展開できれば」と青木さん。
「子どもができて出掛ける機会が減っている子連れのお母さんが、ホッとできて楽しめる時間を提供する場所にしていきたい」とも。
営業時間は13時~19時。営業は火曜・木曜・土曜のみ。