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銀座に韓国料理店「コラボ」-韓国の有名店などがレシピ・メニュー提供

専門店の人気レシピで幅広い韓国料理をそろえる「KollaBo 銀座店」

専門店の人気レシピで幅広い韓国料理をそろえる「KollaBo 銀座店」

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 韓国に店を構える有名店などがレシピとメニューを提供する韓国料理店「KollaBo(コラボ)銀座店」が1月17日、銀座3丁目にオープンした。

ワタリガニの醤油漬け「カンジャンケジャン」

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 運営は韓流村(港区)。代表を務める任和彬(イム・ファビン)さんは在日韓国人として大阪に生まれ、青年期に韓国へ移住。アメリカ留学で経営学修士(MBA)を取得し、同国で投資顧問会社に就職した。仕事の都合で日本を訪れ、「韓流ブーム」に触れたというイムさん。「自分は日本と韓国の両方を知っている。両国の架け橋になれれば」と独立を果たした。

 日本で韓国料理店がフィーチャーされる中、「本当に韓国で人気を集めているレシピを、日本の食材を使って提供したい」との思いを強めたイムさん。韓国でスンドゥブチゲを最初にメニューにした店として知られる老舗「ソゴンドン・トゥペギ」、ワタリガニのしょうゆ漬け「カンジャンケジャン」で知られるカニ料理の人気店「プロカンジャンケジャン」などに声を掛け、これらの店からレシピとメニューの提供を受けた韓国料理店「KollaBo」1号店を2009年10月、池袋にオープンした。

 池袋店、赤坂店に続く3店舗目となる同店。場所は銀座3丁目の大倉別館ビルで、内外装とも黒を基調にしたシンプルで「落ち着いた」雰囲気が特徴。1階に少人数向けテーブル席とキッチン、2階にテーブル席、座敷席をレイアウトし、62席を用意する。

 メニューはカンジャンケジャン(1,980円)、スンドゥブチゲ(900円、以上ランチタイム価格)のほか、薫製サムギョプサル、チヂミ、焼肉など。「それぞれのメニューにそれぞれの専門店があるというスタイルが一般的」な韓国人気店のメニューを1店舗に集約しながら、「ビジネス客や買い物客のランチ利用」「団体での居酒屋利用」など、幅広いニーズに応える。

 ドリンクメニューでは、韓国のマッコリ名人が手掛ける「トゥクタ」の生マッコリや、生フルーツマッコリカクテルなども。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,000円程度。

 出店に当たり、マネジャーの神田将さんは「5年後、10年後まで続いていける店にしたい。銀座に仕事で来る人にも遊びに来る人にも思い出してもらえるような店にしていければ」と意気込む。

 営業時間は11時~23時。

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