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松屋銀座のV商戦、テーマは「日本」-精巧バラチョコ、銀座産蜂蜜チョコも

ローズとホワイトのマーブル模様のバラ型「ペタル・ニコラ・ローズ」(1,365円)

ローズとホワイトのマーブル模様のバラ型「ペタル・ニコラ・ローズ」(1,365円)

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 銀座産蜂蜜を使ったボンボンショコラや、繊細な技術で作るバラ型チョコレートなど、「メード・イン・ジャパン」をテーマに展開する松屋銀座の催事「バレンタイン・パティオ」が2月1日から、1階スペース・オブ・ギンザで開催される。

パレドオールのボンボンショコラと葉巻チョコ

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 銀座1丁目に本店を構える「メサージュ・ド・ローズ」は、バラをモチーフにした高級チョコ店。チョコの花びらを一枚一枚手作業で重ね合わせる精細な技術力で知られ、松屋銀座では2005年から常設店を展開する。パッケージを開いた時の「インパクト」が特徴で、「男性から女性への贈り物」としても人気を集めているという。

 期間中、ブルガリローズの香りをチョコに練り込み、ローズとホワイトチョコのマーブル模様の型に仕上げた「ペタル・ニコラ・ローズ」を展開する。松屋オリジナル商品800個を限定販売する(1,365円)。

 チョコ専門店「パレドオール」の期間限定出店は今年で3年目。仏ショコラティエの、モーリス・ベルナシオンさんからショコラの技術、哲学を受け継いだ三枝俊介さんがオーナーシェフを務める同店は、「鮮度と香り」へのこだわりが特徴。被災後の宮城県の酒蔵を巡って作り上げた「利き酒ショコラ」など、近年はアルコール類を盛り込んだシリーズにも力を入れる。

 同店では松屋オリジナルとして、「大人向け」に考案した「葉巻と酒」をテーマにした商品を展開。銀座産蜂蜜、ヘネシー、オールドパーをそれぞれ使ったボンボンショコラ6個に、薄いチョコレートを巻き付けて仕上げた「葉巻」風ショコラをセットで販売する(2,100円、限定500個)。

 そのほか、今年で11年目を迎える松屋銀座恒例の「幸福のブタ」チョコもお目見えする。ドイツなどで「幸福のシンボル」とされる「ブタ」をモチーフにしたチョコレートシリーズで、今年は全9ブランドが参加。12種類のチョコのうち、棒付き「コショネ2012」(テオブロマ、1,050円/限定1,000個)、ブタのカップルを「キス2ユー」(デメル、1,680円/限定1,400個)、初参加のスイスのショコラティエが提案する「ピンクコレクション」(レダラッハ、420円/限定200個)など9種類が新作として登場する。

 食品部食品MD課洋菓子担当バイヤーの今井克俊さんは「今年は素材、技術など『日本』を切り口にチョコレートを展開している。パティオ会場も、ショコラティエの職人の手仕事を感じさせるような製菓器具や直筆のレシピやチョコデザインなどを飾って、工房のような雰囲気作りが特徴」と話す。

 営業時間は10時~20時。2月14日まで。

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