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日本人写真家が捉えたジェーン・バーキンさん-銀座で写真展

photo Shoichi kajino/2011

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 歌手、女優として国内外にファンを持つジェーン・バーキンさんの姿を、バーキンさんと親交の深いフォトグラファー梶野彰一さんが捉えた写真展「BABY ALONE」が2月3日、「ポーラ ミュージアム アネックス」(中央区銀座1、TEL 03-3563-5501)で始まる。

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 梶野さんは1970(昭和45)年生まれ。10代の終わりからパリと東京を往復し、音楽、ファッション、映画、アートなどのフレンチカルチャーシーンで交流。パリの「エスプリ」を伝える写真と文章で知られ、フォトグラファー、アートディレクター、ジャーナリストとして幅広く活動する。

 梶野さんにとってバーキンさんは「フランスへの憧憬(しょうけい)を深めて以来のミューズ」。パリと東京でバーキンさんの取材を重ね、2007年以降はバーキンさんのステージを捉えるフォトグラファーの一人として徐々に親交・信頼を深めていったという。梶野さんについて、バーキンさんは「『一瞬』を写し取るため、いつも優しい笑顔をたたえて、そばに居てくれる人」と表現している。

 会場では、梶野さんが捉えたバーキンさんの写真約40点を展示する。ステージで歌うバーキンさんのほか、今年1月にパリで撮り下ろした作品など、「プライベートで親交がある梶野さんだからこそ写し出せた表情の写真」(ポーラ・オルビスホールディングス広報・IR室の伊藤さん)が見どころ。昨年の震災直後、単身で来日してチャリティー活動や被災者慰問を展開したバーキンさん。同展に向けて「私のメッセージは、日本を忘れないこと、無関心ではないこと。それは日本の方々が持つ愛情、人を慈しむ心、強い誇りへの敬意です」とコメントを寄せている。

 開催時間は11時~20時。入場無料。3月11日まで。

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