和光本館(中央区銀座4)ショーウインドーで2月18日、開幕まで1週間を切った「東京マラソン2012」で使うタイマーのディスプレーが始まった。
セイコーホールディングス(港区)は2007年の第1回大会以来、東京マラソンのオフィシャルタイマーを務める。和光のディスプレーは市民ランナー応援プロジェクト「START YOUR TIME! 新しい自分に会いに行こう」の一環で、昨年創業130周年を迎えて「自己タイムに挑戦する市民ランナーを応援することで、東京マラソンの持つ活気を重ねながらセイコーとしても新たなスタートを切っていきたい」(同社秘書・広報部の大森啓子さん)と初めて実施する。
和光本館では、東京マラソンの走行ルートでもある銀座4丁目交差点と中央通りに面したディスプレーに計8台のタイマーを設置。大会で使うものと同じタイマーを置き、それぞれが架空の完走タイムをカウント。昨年の東京マラソン2011で市民ランナーが実際に出した完走タイムを使ってランナーの姿を浮かび上がらせたビジュアルイメージを背景に、ランナー一人一人の持つ「タイム」を表現した。
大会当日は、スタートまでの残り時間をカウントダウン。9時10分のスタート後はレースの実際のタイムを刻むという。
東京マラソンは今月26日に開催。東京都庁をスタートし、銀座圏では中央通り、晴海通りなどが走行ルートに含まれる。