プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)は11月7日、クリスマスギフトに対する女性の意識調査の結果を発表した。
プランタン銀座ホームページ女性会員にメールで行ったアンケート結果をまとめたもので、同調査は1995年から行われている。今年のサンプル数は329件で、年齢層は19歳~65歳、平均年齢は32.4歳。未婚者は53.8パーセント、既婚者は46.2パーセント。
「恋人またはパートナーへ期待する価格」の平均は53,260円(昨年平均60,496円)で、最高額は120万円の指輪。「恋人またはパートナーへのプレゼント価格」の平均は27,505円(昨年平均28,875円)で、最高額は15万円の時計だった。
「恋人またはパートナーに期待するプレゼント」の1位=アクセサリー(33%)、2位=バッグ(11%)、3位=洋服(7%)という結果で、自由回答では「ニンテンドーDS」「デザイン家電」なども見られた。「恋人またはパートナーにあげたいプレゼント」では1位=洋服、2位=財布で、3位には相手の欲しいものが続いた。
また、「自分へのご褒美」の平均予算は55,472円で、購入予定の1位=アクセサリー、2位=洋服、3位=バッグの順。「スパ施設でゆっくりしたい」「男性からもらうには気が引ける美顔器が欲しい」という声が目立った。一方、男性へのプレゼント平均価格は同調査開始以来3番目に高い結果となり、恋人またはパートナーに男性が期待するプレゼントはアクセサリーが根強い人気だった昨年の54パーセントを下回った。
同社広報担当者は、こうした結果について「クリスマスプレゼントのアクセサリー神話は健在だが、欲しいものが多様化・細分化してきている」とし、「プレゼントの金額は、男女の金額差が昨年より縮まった。女性は『自分への』プレゼントは恋人、パートナーと一緒に買いに行き、相手の分は自分のみで買いに行くという買い物を楽しむ傾向も見受けられた。また、『自分へのご褒美』は手軽派とゴージャス派に二極化しているが、自分の買い物にお金をかけるという消費に対する意識が出ている」と話している。
ちなみに、「過ごしたい場所」の1位は家で、2位=レストラン、3位=ホテルという結果。4年連続で「家」が1位となった。