松屋銀座（中央区銀座3、TEL 03-3567-1211）で4月26日、小笠原諸島の固有種を展示するミニアクアリウムやダンスワークショップなど、親子連れ向けのゴールデンウイークイベント「パパコ百貨店」が始まった。

会場内にはミニ水槽もお目見えし、小笠原諸島の魚たちを紹介

　電通のクリエーティブチーム「汐留イノベーションスタジオ」が展開する父親と子どものコミュニケーションツールを開発・発信する「PaPaCo Design Project」と、松屋銀座が初めて開く共同イベント。同館では期間中、「親子の絆」をテーマに全館で体験型イベントを実施しており、同イベントをキーイベントに位置付ける。

　会場は、ウォルト・ディズニーの生涯を振り返る日本初の企画展「ウォルト・ディズニー展」（5月7日まで）も開催している8階イベントスクエア。会場内ではおもちゃ、スポーツ用具、母の日グッズなど約15ブランドを展開。婦人雑貨やアクセサリーコーナーでは各ブランドを手掛ける作家がほぼ毎日店頭に立つほか、館内50カ所にクイズ形式で販売商品などに関する「ものづくりのひみつ」を紹介するパネルも設置。親子の対話を促しながら、商品の背景を伝える。

　併せて、5月22日に東京スカイツリータウンに開業する「すみだ水族館」の先行展示も展開。8階に5つ、1階に2つのミニアクアリウムを設け、小笠原諸島の固有種を中心にアオウミガメ、ミズクラゲ、ハナミノカサゴなど海の生物も紹介している。

　5月5日のこどもの日には、パパイヤ鈴木さんのトークショー（16時30分～）や、若手和楽器グループ「AUN J」によるミニライブや和楽器体験教室（15時30分～）を開催。ほかに、ブレスレットやネックレスを作るアクセサリー手作り体験（期間中常時）や、木をスライスして折り紙にした「きのかみ」を使って母の日に贈る花を折る「きのかみ」ワークショップ（4月28日・30日・5月4日、各日12時～、15時～）、ラジオ作りでラジオの仕組みを学べる工作教室（5月6日11時～、要電話申し込み）など、連日多彩なイベントを実施する。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時30分まで）。5月7日まで。