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銀座でガラス造形作家・安田泰三さんの企画展-レース模様作品など70点

安田さんによるレース模様の鉢(大=15万円程度、小=6万円程度)

安田さんによるレース模様の鉢(大=15万円程度、小=6万円程度)

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 ガラス造形作家安田泰三さんによる「現代ガラスアート 安田泰三作品展」が5月19日より、鳴海製陶(名古屋市)のコンセプトショップ「DIECI GINZA(ディエチギンザ)」(中央区銀座6、TEL 03-3289-8500)で開催される。

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 ガラスを富山の地場産業として定着させることを目的に設立された一般財団法人「富山ガラス工芸センター」とのタイアップ企画。安田さんは、1991年に誕生した全国初の公立ガラスアート専門教育機関「富山ガラス造形研究所」の第1期卒業生で、卒業後は同法人が運営する「富山ガラス工房」に所属した。

 独立後は百貨店やギャラリーなどで個展を開催。ベネチアガラスを代表する技法で、高い技術力を要する「レース・グラス」を取り入れ現代風にアレンジした作品が高く評価され、「第一回現代ガラスアート大賞展優秀賞」(2008年)など、受賞歴も多数。

 実際に作品を見て、「技術の高さ、デザイン性の素晴らしさに感銘を受けた」と、鳴海製陶マーケティング部マネジャーの赤松康次さん。関東圏の一般客に富山ガラスをPRするにあたって、「第1弾として『大御所』に登場してもられれば」と、安田さんの作品に白羽の矢を立てた。

 会場では、花器、鉢、グラス類、ボール類など幅広いガラスアート約70点を展示販売。価格帯は8,000円~44万円で、レース模様を取り入れた商品は1万3,000円から販売する。

 赤松さんは「これまで富山のガラスに触れる機会のなかった方々に興味を持ってもらえるきっかけになれば。気軽に立ち寄って素晴らしい作品を見て、目と心の保養をしてもらいたい」と話す。

 営業時間は11時~19時。5月27日まで。

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