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銀座で気鋭写真家・市橋織江さんの個展-「印象派」テーマに40点

撮影=Orie Ichihashi、2012年

撮影=Orie Ichihashi、2012年

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 柔らかな色彩が特徴の気鋭写真家・市橋織江さんの個展「Orie Ichihashi -IMPRESSIONNISME-」が6月9日から、「ポーラ ミュージアム アネックス」(中央区銀座1、TEL 03-3563-5501)で始まった。

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 市橋さんは1978(昭和53)年生まれ。2年半のスタジオ勤務後、アシスタントを経て2001年に写真家として独立した。キリンビール、ダイハツ、JR東日本、ソフトバンクなどの広告や雑誌、アーティスト写真などを手掛け、2009年には映画「ホノカアボーイ」の映像撮影を担当。テレビCMやムービーカメラマンとしても活躍し、ポーラ・オルビスグループのオルビスの月間カタログ情報誌「hinami」の表紙も手掛ける。

 何気ない日常風景や人物を撮影した作品での「淡い光」「柔らかな色彩」が特徴。同展では「空気と印象を写したい」という市橋さんの思いを、「印象派の画家」に重ねた。会場では今年フランスで撮影した作品群を中心に約40点を展示する。

 「絵画と写真の中間のような質感を楽しんでもらえると思う。日常の風景が美しい色彩と奥行きを持った夢の中のような情景へと変化して見える様子を味わってもらえれば」(ポーラ・オルビスホールディングス広報・IR室、菊池麻衣子さん)。

 開館時間は11時~20時。入場無料。7月16日まで。

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