7月9日、「サマージャンボ宝くじ(第624回全国自治宝くじ)」が全国で一斉に発売され、「西銀座デパート」(中央区銀座4)1階の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」には高額当せんを狙う人々が「3時間待ち」の列を作った。
今年の当せん額は、1等=4億円、2等=500万円、3等=100万円など。1等の前後賞が各5,000万円で、当せん本数は1等が26本、前後賞が52本(26ユニットの場合)。1等の当せん金額は今年4月の「当せん金付証票法」改正を受け、1枚300円の宝くじでは過去最高額となる。併せて昨年から登場し、1等2,000万円の当せん本数が450本(9ユニットの場合)と多いのが特徴の「2000万サマー」も発売開始となった。
発売初日、宝くじ売り場の「聖地」として知られる西銀座チャンスセンターでは記念イベントが開かれた。ゲストにはタレントで現在妊娠5カ月の中澤裕子さんが浴衣姿で登場。5億円が当たったら「託児所を建てたい」といい、購入者に向けて「幸せをお裾分けしたい。みんなで夢をつかみましょう」とエールを送った。
1等にちなんだ「1番窓口」前には、購入を待ちわびる人々が「3時間待ち」の行列を作った。列は首都高ガード下から晴海通り沿いに日比谷方面まで続き、「熱中症対策」としてスタッフがうちわを配布。夏の到来を感じさせる強い日差しの下、日傘を広げる人々の姿も目立った。
価格は1枚300円で、7月27日まで販売。ジャンボくじ発売期間中の同売り場の販売時間は9時~20時30分。抽せんは8月7日にNHK大阪ホール(大阪市中央区)で行われる。