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グルビ、銀座で「新しいチャッピー」展-「チャッピー名刺」オーダーも

会場では、ポスター、マネキン、映像作品などを通してチャッピーのデザインシステムを紹介する

会場では、ポスター、マネキン、映像作品などを通してチャッピーのデザインシステムを紹介する

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 「ポーラ ミュージアム アネックス」(中央区銀座1、TEL 03-3563-5501)で7月21日から、デザインスタジオ「groovisions(グルーヴィジョンズ)」の「新しいchappie(チャッピー)」を披露する企画展「groovisions Lesson 2012」が始まった。

新しいチャッピーのマネキンも

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 1993年に京都で設立されたグルーヴィジョンズは、「PIZZICATO FIVE」のステージビジュアルなどを中心に活動。1997年に東京に拠点を移した後は、デザインスタジオとしてグラフィックとモーショングラフィックを中心にアートとデザインにまたがる表現を追求する。

 主な活動は、「リップスライム」「FPM」などのCDパッケージやPVのディレクション、「100%ChocolateCafe.」などのブランドのVI、CI、「Metro Min.」誌などのアートディレクションやエディトリアルデザイン、メゾンエルメスのウインドーディスプレーのディレクション、「EXPO 2005 AICHI JAPAN 愛・地球博」や「農林水産省」の映像資料でのモーショングラフィック制作、展覧会のディレクションなど。

 1994年、人型グラフィックデザインシステム「チャッピー」を開発。笑みをたたえた独特の表情や立ち方などを共通点に、性別、髪型、服装などが着せ替え可能なオリジナルキャラクターで、1999年にはチャッピー名義の音楽アルバムを発表。「京都高島屋」「NTT DoCoMo」「富士フイルム」「JTB」などのブランドイメージキャラクターとしても活動する。

 発表から18年を経て、「誕生以来不変だった」というチャッピーのフォルムを初めてリニューアル。変更箇所は「普通の人が見ても分からないほど細かいもので、小さなこだわりが積み重なっている」と同展プロデューサー。リニューアル後の新しいチャッピーを使ったマネキン人形やポスター、チャッピーをベースに広がるグラフィックシステムを伝える映像作品などを紹介する。

 会場では画像を基にグルーヴィジョンズが依頼主を反映したオリジナルチャッピーをデザインする「チャッピー名刺」も作品の一つとして展開。希望者は名刺への記載事項を記入し、会場内の特設スタジオで顔や全身など数カットを撮影。会場のみで受け付け、納品は11月末を予定。

 開催時間は11時~20時。入場無料。9月9日まで。

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