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「銀座のジンジャー」が移転-ジンジャードリンクを提供するカフェも

ジンジャーシロップをカラフルに陳列した店内

ジンジャーシロップをカラフルに陳列した店内

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 ジンジャーシロップ「銀座のジンジャー」で知られる「コンフィチュール エ プロヴァンス 銀座本店」は7月5日、「銀座のジンジャー 銀座本店」(中央区銀座1、TEL 03-3538-5011)として移転リニューアルオープンした。

グリーンをアクセントカラーにした2階カフェ

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 経営は、金沢を拠点にブドウ園を開き、菓子の製造・販売、レストラン運営などを手掛ける「ぶどうの木」(石川県金沢市)。「コンフィチュール エ プロヴァンス」は、「南フランスのフルーツの魅力を知り、最高のコンフィチュールを作りたい」と始めた同社のコンフィチュールブランド。同店は2004年、同ブランドを専門に扱う本店として銀座1丁目にオープンした。

 シロップブランド「銀座のジンジャー」は、「コンフィチュールをおいしく飲んでもらいたい」と、本店2階のカフェでジンジャーエールにコンフィチュールを入れて提供して「反応が良かった」ことから産まれた。2005年からジンジャーエールの元になるシロップの開発に着手し、「ショウガブームの追い風を受けて」多くのメディアでも採り上げられ、注文が殺到するようになっていったという。これまで同商品を主力に、東京駅構内やソラマチなどに出店する。

 出店先のビルが改装するのを期に移転し、併せて「銀座のジンジャー」を主力商品に据えた。移転先は本店から約60メートル離れた並木通り沿い銀座1丁目の路面。店舗面積は38.49坪で、1階はショップ、2階はカフェとして営業する。

 店舗入り口には、シロップビンをモチーフにしたシャンデリアを飾る。白で統一したシンプルな内装にフルーツなどを盛り込んだカラフルなシロップを陳列。季節限定商品を含め、フレーバーは常時15種程度を取りそろえる。砂糖を使わないすっきりした飲み口が特徴のスパイシーなシロップ「銀座のジンジャー・クリア」(945円)は同店でのみで提供する。

 1階にはカウンターも設け、ジンジャーを使った「トロペジェンヌ」(210円)、「ジンジャークグロフ」(189円)などのスイーツやフード、フローズンジンジャーとショウガのジュレを合わせ、ホイップクリームとショウガコンフィをトッピングした「ジンジャースクープ」(580円)や、フローズンジンジャーなどのドリンク類も提供。商品は2階カフェで食べることができる。カフェは全席禁煙で、席数は32席。

 「ドリンクやスイーツはテークアウトも可能で、前の店と比べてより親しみやすくなっている」と栗栖奈緒美店長。「ショウガのおいしさを伝えるアンテナショップのような場所として、おしゃれにおいしく低価格で日常使いしてもらえる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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