バーや高級クラブ、料亭など約1,500店が参加する銀座社交料飲協会(中央区銀座8)と、大阪府下で唯一の社交業・飲食業の経営者による団体で約360店が参加する北新地社交料飲協会(大阪市北区)は11月17日、姉妹提携することで基本合意した。
提携は北新地側からの申し入れに銀座側が16日の理事会で承認したもので、提携することで経済的活性化、加盟店の紹介など、相互の発展を見込む。提携の経緯について北新地社交料飲協会事務局は「6月に総会を開いた際、銀座のバー『絵里香』のオーナー、中村健二さんをゲストに招き話しを伺い提携についての案が出た」と説明、「先輩格の銀座からノウハウなどを学びたい」としている。
銀座社交料飲協会の神谷唯一事務長は「12月はどちらの街も忙しいので、早ければ1月に定款などをまとめ正式に調印する。以前から『大阪に行くので店を紹介してほしい』という声は多く、今回の提携でお互いお客様を紹介するなど、お互いの街の活性化を図りたい」と話している