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新富町の雑貨店でメキシコ「死者の日」企画-骸骨人形・骸骨髪留めなど

カラフルなプロダクトがギッシリと並ぶ店内

カラフルなプロダクトがギッシリと並ぶ店内

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 メキシコの祝日「死者の日」に合わせて、メキシコのプロダクトや骸骨をモチーフにした作品などを集めた展示販売企画が11月1日、新富町のギャラリー&ショップ「btf ANNEX」(中央区新富1、TEL 03-6280-5068)で始まった。

添田もりこさんによる骸骨人形

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 「死者の日」は11月1日・2日に設けられたラテンアメリカの祝日の一つ。日本のお盆同様に故人の魂が現世に戻ってくるのを祝うもので、特にメキシコでは各地で盛大な祭りが開かれる。各家庭では遺影を置いた祭壇を花、料理、骸骨の砂糖菓子や置物などで装飾し、夜通し飲んで歌うなどして「華やかに」死者を迎える。

 もともと、メキシコのプロダクトやメキシコに影響を受けた日本人作家による雑貨などを扱ってきた同店。「骸骨を飾って鮮やかに死と向き合うメキシコの死生観には、独特の魅力や温かさ感じる」と運営元・バタフライストローク取締役の青木計意子さん。企画では場内に祭壇を設けてスペース全体を装飾し、その魅力を紹介する。

 期間中、プロダクト作家や輸入雑貨店、メキシコ人のアーティストなど10組が作品を展示販売。手作りの骸骨型人形や骸骨がモチーフの髪留め、骸骨が描かれた版画作品など、骸骨を共通点に幅広い商品・作品を一堂に並べ、2階では死者の日の時期に見られるモナルカ蝶の大移動の様子を紹介するコーナーも設ける。

 11月3日には関連イベントとして、死者の日に祭られて食べられるという骨のモチーフを飾り付けたパン「死者のパン」を提供。甘いパンを甘いホットチョコレートに付けて食べるといい、パンは菓子職人の田邉佳佑さんが手掛ける。現在も壁面には、骸骨などをかたどった田邊さん作のパンをアーティストの小野崎映さんが貼り付けて装飾した一角が見られる。

 営業時間は13時~19時。月曜・水曜・金曜定休。今月10日まで。

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