有楽町ネオ屋台村でボジョレ・ナイト-記録的な不作も、完成作には自信

ケータリングフードや持ち寄ったワインなどをつまみに、ボジョレ・ヌーボーを楽しむ人々

ケータリングフードや持ち寄ったワインなどをつまみに、ボジョレ・ヌーボーを楽しむ人々

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 フランス産ワインの新酒ボジョレ・ヌーボーの販売がスタートした11月15日、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3、TEL 03-5221-9000)1階地上広場では、同ワイン100杯を無料配布して解禁日を祝す「ネオ屋台村ボジョレーナイト」が開催された。

ワインをボトルで購入する客も目立ったドリンクカー

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 ランチタイムには「ネオ屋台村」と称し、丼、カレー、エスニック料理など幅広いケータリングカーが集まる同所。4月から11月までの毎月1度は、生ビールなどと屋台フードを提供するネオ屋台村の「夜」バージョンを実施しており、今年最後の開催となる今回は、ボジョレ解禁に合わせて赤ワインを100人に無料配布し、一斉に乾杯を行った。

 ステージには、ボジョレ・ヌーボーの醸造家として知られるジョルジュ・デュブッフさんが登壇。今年のボジョレの気候については「寒い冬が長く続き、春は雨が降って開花が遅れ、夏はゲリラ豪雨に見舞われた」といい、結果として収穫高は「かつてないほど少なかった」。一方で残ったぶどうは成熟度が高かったといい、完成したワインは「鮮やかで深いルビー色。赤いフルーツの香りがして、口に含むとコクがあってシルキー。丸みがあって飲みやすく、後味まで楽しめる味わい」と自信を見せた。

 会場には会社帰りのサラリーマン、国際フォーラムでのコンサート開始を待つ女性、偶然通りかかった人々などが列を作り、ワインを受け取ると一斉に乾杯。その後、持ち寄ったチーズやケータリングフードなどをテーブルに並べ、今年のボジョレ・ヌーボーを楽しんでいた。

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