有楽町に11月、てんとう虫や蜂などのホイルチョコレートで知られる伊チョコレートブランドの専門店「カファレル 有楽町イトシア店」(千代田区有楽町2、TEL 03-3218-7470)がオープンした。
サンタのホイルチョコなどを詰めあわせた直営店限定「オリジナルクリスマスギフトS」(1,680円)
カファレル社は1826年、伊トリノでピエール・ポール・カファレルが創業。1865年には社内職人がヘーゼルナッツとカカオを混ぜ込んだ「ジャンドゥーヤチョコレート」を発明。同製法は現在までにイタリアチョコの代名詞へと成長し、同社のジャンドゥーヤはナッツを多く含んだ柔らかさと香り高さを持ち味にする。チョコをてんとう虫や蜂などに見立てたカラフルなパッケージも人気を集める。
日本へは1994年に初上陸し、現在までに神戸に2店舗、東京駅改札内に1店舗を直営で出店。多店舗展開戦略を始めた今年は神戸、大阪への出店に続いて、首都圏での知名度向上を狙い、ラゾーナ川崎プラザ店(9月)、エスラモール湘南店と有楽町イトシア店(以上11月)を相次いでオープンした。
有楽町イトシア店は地下1階フードアベニューに出店。売り場面積は約14平方メートルで、茶色とピンクを基調に、石壁をモチーフにした装飾で「高級感」を演出。ショーケースには「ジャンドゥーヤロールケーキ」「ティラミス」などカファレルチョコを使ったイタリアンドルチェを並べる。
チョコレートはホイルチョコを詰め合わせた「きのこポット」(1,575円~)などを販売するほか、3種類のチョコを使ってアプリコットキャラメルのムースをアクセントに仕上げた同店限定チョコ「チョコラート・アロマ」(483円)も取り扱う。チョコレート、生菓子、焼き菓子など常時約30種類を扱い、現在はクリスマス商品も含めた37種を取りそろえる。
TSTリテイリングマーケティング部の坂本里沙子さんは「イトシア店では、チョコレートに加えて生菓子や焼き菓子など、自宅でのティータイムにぴったりのお菓子をたくさん用意している。クリスマスからバレンタイン、ホワイトデーにかけては季節限定パッケージのチョコレートも登場するので、手土産やプレゼントにチョコ選びを楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~21時。