パリの3つ星レストランを舞台にした映画「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」の銀座テアトルシネマ(中央区銀座1)での公開に合わせて、ホテル西洋銀座(同)のフレンチレストラン「レペトワ」で映画にちなんだ特別メニューを提供する連動企画が始まった。
舞台はシェフのスランプでピンチを迎えているパリ有数の高級3ツ星レストラン。厨房では伝統のフレンチから斬新な料理までが生み出され、一皿一皿の背後に隠されたドラマも紹介。自身も「食通」というジャン・レノさん、ミカエル・ユーンさんらが料理人として腕を振るう。
同企画では作中に登場する料理をコースにアレンジして提供。仕立てたのは、ホテル開業時から25年間厨房に立つレペトワ総料理長の広田昭二さんで、作中とそっくりに盛り付けた「舌平目のムニエル」、ジャッキーが別居中の妻を取り戻すために作ったデザートをアレンジした「カラメルのミルフィーユ」、映画の会話の中に出てくる「子羊の煮込み」など、ゆかりの一皿を盛り込む。
コースは「全体の味のバランスとバラエティーを踏まえて、レペトワらしい味付けでありながら、映画のイメージに合うように調整した」と広田さん。「映画にちなんだ料理が出てくるので、ぜひ映画をご覧になった後にお召し上がりいただければ」と話す。
ディナーは8,400円、ランチは5,250円(以上、サービス料別)。映画の鑑賞券か半券提示で10%割り引く。映画上映期間中は特別メニューの提供を続ける。