銀座ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)1階エントランスホールに4月16日、北は茨城から南は熊本まで日本各地から運ばれた色とりどりのカーネーション約4000本がお目見えした。
同ビルでは2011年から、「Ginza Flower Letters」と題し、季節を代表する花をひと足早く紹介しており、今回はその第9弾として5月12日の母の日に向けて「母の日に国産カーネーションを贈ろう!」をテーマに据える。
ホール中央には日本各地の気候と土地の特徴を生かした新品種の「ベルナール」「マシェリ」などが、奥には赤系「エクセリア」「フランセスコ」、緑の「ラフランス」、ピンク系の「パリス」や「アリエル」、黄色の「キャメロン」など、色とりどりの国産カーネーションが並ぶ。
今月21日には、同ホールでドイツフローリストマイスターの成瀬ゆきさんによる、カーネーション約250本を使いアレンジメントとブーケを計6種類制作するフラワーデモンストレーションを開催する予定。
共催する一般社団法人日本花き生産協会カーネーション部会の堺澤豊さんは「カーネーションは昨年の厳冬で生産量の低下が心配されていたが、春の暖かさのおかげで安定した生産量が見込めそう。国産カーネーションの持つ個性豊かな花色や花形をご覧いただき、母の日のプレゼントのきっかけにしていただければ」と話す。
開催時間は11時~19時。今月25日まで。