東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)ブロックB 5階 ホールB5で6月22日、「漁業就業支援フェア2013」が開かれる。
「漁業就業支援フェア」は新規漁業就業者の確保、育成を目的に一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター(港区)が全国で開催している催しで、東京での開催では漁業未経験者を中心に毎回 300人前後が来場するという。
今回は新人漁師を受け入れる意向のある漁業協同組合、漁業会社など約40団体が出展予定。来場者は出展団体のブースを訪問し、就労に関する相談を行う。現役の漁師が参加する団体も多く、漁師の生活や地域の情報などについても、詳しい話を聞くことができるという。
会場にはほかに、漁業全般についての不明点や転職する上での悩みなどを専門の相談員に相談できる「総合相談ブース」やセミナー形式で漁業全般について紹介する「ガイダンスコーナー」なども設ける。
「未経験者、家族連れ歓迎」で、服装や入退場も自由。同センターの中村謙一さんは「漁業関係の仕事に興味や関心のある方は、まずは気楽に来場してもらいたい。実際に漁業関係の仕事に就く場合には地方の漁村に住むことが前提となるケースが多いが、本人の決意が地方に住むことをためらう家族の反対で覆されることもある。家族にも納得してもらった上で就業してほしいという思いから、『家族連れ歓迎』の文言を入れている」と話す。
開催時間は12時30分~16時。参加無料。事前の参加申し込み・履歴書不要。フェアは今後、福岡、大阪、仙台でも開催予定。出展団体などの詳細については同センターが運営する「漁師.JP」で確認できる。