築地場外市場で10月12日・13日の2日間、「築地秋まつり2013」が開催される。主催は築地場外市場商店街振興組合。
2000年に始まり、昨年も2日間で9万人が来場した人気の同イベント。飲食、物販、ワークショップなど、複合的な取り組みで「食の街」築地をアピールする。
イベント特設会場が設営される小田原橋駐車場では、場外に店舗を構える「伊勢啓」「近江屋牛肉店」「菊屋中村」「幸軒」「東印度カレー商会」などの専門店がサテライト店を出店し、牛サーロインステーキ、ジャンボシューマイ、卵焼き、焼きちくわ、鯨カツ、鮪の串焼き、穴子の串焼き、抹茶ソフトクリームなどを提供する。
会場内には椅子とテーブルを並べた「青空休憩所」を設け、場外で購入した食材用に「しちりん」を貸し出す(1時間1,000円、場外市場店舗のレシート提示で500円)。食材をその場で焼いて楽しむことができる。
開催に伴い、協力団体であるNPO法人「築地食のまちづくり協議会」は、1,100円相当の「買い物チケット」(1,000円)を特設会場と築地場外市場数カ所で販売(1万セット限定)。12日のイベント当日から10月 31日まで、同協議会加盟全店と特設会場で使用できる。
12日には、日本食鳥組合が鳥もつ煮と「ジューシー手羽焼き」を実演販売する「国産チキンまつり」を開催。13日には「買い物チケット」に付いている抽選券で、「もち豚のみそ漬け」「アジ・金目ダイの干物セット」「すし3,000円食事券」などが当たる抽選会や、「魚をさばいてみよう!」「かつお節を削ってみよう!」などの食育体験企画、「銚子のさんま&きれいな食べ方コンテスト」などのイベントを開催する。
同NPOの鹿川賢吾さんは「イベント会場では、しちりんを借りて、場外市場で買い物をした食材をビールと共に楽しむことができる。食欲の秋に、おいしく楽しくお得な2日間を東京の台所=築地で満喫していただければ」と来場を呼び掛ける。
小田原橋駐車場特設会場の開場時間は9時~15時。