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銀座でイタリアの新酒ワイン解禁イベント、地ブドウ品種のワインも

配られるイタリア地図を片手に、さまざまな州の「ヴィーノ・ノヴェッロ」を楽しむ。「ノヴェッロワインを楽しむスペシャルナイト」、過去の会場風景。

配られるイタリア地図を片手に、さまざまな州の「ヴィーノ・ノヴェッロ」を楽しむ。「ノヴェッロワインを楽しむスペシャルナイト」、過去の会場風景。

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 三笠会館(中央区銀座5)直営のイタリアンレストラン「リストランテ&バー ブオーノ・ブオーノ」(中央区銀座4、TEL 03-3566-4031)で10月30日、「イタリアの新酒 ノヴェッロワインを楽しむスペシャルナイト」が開催される。

焼き上がった子羊もも肉のロースト。「ノヴェッロワインを楽しむスペシャルナイト」、過去の会場風景

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 同催しは、収穫したてのブドウから造られたイタリアの新酒ワイン=ヴィーノ・ノヴェッロを提供するもの。10年以上続く恒例のイベントで、毎年300人以上が来場するという。

 ワインの新酒はフランス、ボジョレ地区のガメイ品種から作られる「ボジョレ・ヌーボー」が有名だが、「ヴィーノ・ノヴェッロ」はイタリアに20ある州のほとんどでさまざまな品種のブドウを使って造られるため、種類によって味わいに幅があるのが特徴。同催しでも世界的に造られているメルロー種、シラー種のほか、テロルデゴ種、ネロ・ダヴォラ種、フラッパート種など土地固有の「地ブドウ品種」も含むさまざまな種類のブドウから造られたワインを提供する。

 ヴェネト州の「ネグラーレ ヴィノ・ノヴェロ」、シチリア州の「クズマーノ ノッヴェロ」、トスカーナ州の「バンフィ サンタ・コンスタツァ・ノヴェッロ トスカーナ」などの赤ワイン20種類のほか、ノヴェッロとしては珍しい白ワインである、マルケ州の「ガロフォリ ヴィノーヴォ・マルケ ノヴェッロ」も用意する。

 さまざまな地方のワインに合わせて、料理も「郷土食豊かな」メニューを提供。「パルマ産プロシュット(生ハム)とクラテッロ」「茄子のシチリア風カポナータ」「トスカーナ風野菜の煮込み『リッボリータ』」「仔羊もも肉のロースト メークインポテトのローズマリー風味ロースト添え」など約30品を用意する。

 三笠会館・営業本部広報担当の秋葉佐知子さんは「『ヴィーノ・ノヴェッロ』は『ボジョレ・ヌーボー』より20日以上早く解禁となる、『世界で一番早い』新酒ワイン。さらに日付変更線の関係で、実質的に日本が世界で一番早く解禁日を迎える」と話す。

 「『20種類もの新酒ワインが一堂に会する機会は、めったにないから』と、毎年この日を楽しみにしてくださっているお客さまが多いのがこのイベント。南北に長いイタリアならではの、地域性や個性豊かなワインを、地図を片手に旅するように楽しんでいただける。特に今年は、ここ数年の中でもブドウの生育が良かった年。フレッシュで果実味豊かな新酒をぜひ味わいにいらしてください」とも。

 開催時間は18時~21時30分。会費は料理とワインが飲み放題食べ放題の立食スタイルで、前売り=8,000円(前売り券の販売は23日まで)、当日=9,000円。申し込み方法などの詳細は同店のホームページで確認できる。

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