銀座コリドー街に10月25日、サッポロライオン（中央区八丁堀）の和食新業態店「割烹バル 八寸（はっすん） 銀座コリドー街店」（中央区銀座8、TEL 03-5537-2662）がオープンする。

「割烹バル 八寸 銀座コリドー街店」の料理「フォアグラ茶わん蒸し」

　店内は割烹バルという新業態に合わせ、しっくい調の白壁を基調に白木でまとめたシンプルな和造り。店舗面積は約58坪で、席数は64席。想定客単価は3,500円。

　サッポロライオンは2003年から「和食・うま酒 入母屋」を都内に4 店舗展開しているが、「入母屋」は接待や慶事などの宴席での利用を想定した、同社では高単価の業態。「八寸」ではこれまで培ってきた和食職人の技術を生かし、「料理のクオリティーはそのままに、高級感を味わえる料理をリーズナブルに提供」することを目指す。

　ターゲットは20代後半～40代（男女比5:5）。現在、「銀座ライオン」業態をはじめとする同社の主な顧客層は40～60代（男女比8:2）となっており、顧客層拡大も「八寸」出店の狙いの一つ。

　料理は、季節に合わせた一口サイズの料理を6品盛り付けた「八寸」が「おすすめ」で、「肉八寸」（1,280円）と「魚八寸」（980円）の2種類。

　そのほか「銀だら西京焼き」（780円）、「国産あい鴨炙（あぶ）り焼き」（1,200円）、「くみ上げ湯葉と生雲丹（ウニ）の東寺蒸し」（780円）、「フォアグラ茶わん蒸し」（650円）、「海老と帆立の真丈揚げ」（600円）、「特選霜降り馬刺し」（1,250円）、「炙り椎茸（しいたけ）の白あえ」（550円）など、焼き物・煮物・揚げ物・強肴（しいざかな）・小鉢・食事・甘味など36品と「本日のおすすめ料理」約10品を提供する。

　ドリンクは日本酒13種類をワイングラスで提供するほか、赤・白ワインを計12種類用意する。

　同社広報の西村礼佳さんは「日常使いやちょっとしたお祝い事の際など気軽にお立ち寄りいただき、割烹料理の美しさやおいしさ、日本酒やワインとの相性を心ゆくまで楽しんでいただければ」と話す。

　営業時間は17時～23時30分（日曜・祝日は22時30分まで）。