「年末ジャンボ宝くじ(第651回全国自治宝くじ)」と「年末ジャンボミニ7000万」が11月22日、全国で一斉に発売され、「西銀座デパート」(中央区銀座4)1階の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」に今年も長蛇の列ができた。
宝くじ販売開始のアピールする女装サンタ姿の槙尾ユウスケさんとトナカイ姿の岩崎う大さん
今年の年末ジャンボ宝くじの当せん額は、1等=5億円、前後賞各1億円、2等=100万円。当せん本数は1等が60本、前後賞が120本、2等が1800本(いずれも発売総額1,800億円・60ユニットの場合)で、1等・前後賞を合わせた当せん金額7億円はジャンボ宝くじ史上最高額となる。
今年新登場の「年末ジャンボミニ7000万」は、1等7,000万円が80本(発売総額240億円・8ユニットの場合)。2等以下の賞金額(6等を除く)にも数字の「7」が付く、縁起の良い宝くじになっているのが特徴。
西銀座チャンスセンターはこれまでにも高額当せんくじを数多く販売。全国の宝くじファンがくじを求めて列を作る人気売り場として知られる。年末ジャンボ発売初日の 22日は朝8時30分から販売を開始。40分には売り場前で、発売を記念して、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大さんと槙尾ユウスケさんがサンタとトナカイ姿で登場。「7億円当たったら、三軒茶屋あたりに専用の劇場を作りたい」と語り、一般客に当せんのエールを送るなど、宝くじ販売開始をアピールした。
宝くじファンが目指すのは、1等にちなんだ「1番窓口」。販売開始となった8時30分ごろには、すでに首都高ガード下から晴海通り沿いに「3時間待ち」(交通整理スタッフ)の列ができた。先頭の男性は、15日14時から並び始めたという。
朝の6時から並んだという男性は、毎年、年末ジャンボ宝くじ購入の列に加わる常連。「今度こそ当たるといいけど」と笑顔で話す。杉並区から駆け付けた夫婦連れは、今回は70枚を購入予定で「当たったら、家族で旅行に行きたいねぇ」と顔をほころばせた。
価格は1枚300円で、12月20日まで販売。ジャンボくじ販売期間中の同センターでの販売時間は9時~20時30分。