「広島ブランドショップTAU」(中央区銀座1、TEL 03-5579-9952)1階で現在、土曜・日曜限定で広島県内の各海域を代表するカキ「広島トップかき」の蒸しカキを販売している。
同県はカキの産出量日本一で、国内総産出量の50%を占める産地。現在同県は、「カキ業者がこだわりを持って選別した特徴ある品種・高品質なカキ」を「広島トップかき」として位置付け、首都圏でのPRや販売促進に取り組んでいる。
蒸しカキ販売の催しは今月25日にスタートし2月23日まで行うもので、期間中、同県内の「地御前(じごぜん)海域」と「広島海域」の3つの生産者が蒸しカキを提供する。
初日の25日には、「選別した殻付きカキを籠に入れて仕上げ、マイナスイオン酸素の出るプールで浄化して鮮度を保った状態で出荷する」というマル学水産の生産者が来店。同社のトップかき「GAKU(学)」の蒸しカキ(1個100円)を、特徴などを説明しながら販売。一時は行列もでき、350個用意した蒸しカキは開店後約3時間半で売り切れた。
今後はマル学水産のほか、カキ料理専門店も経営するカキの生産者で「殻は小さめだが身がいっぱいに詰まっていて、甘味があり雑味の少ないことが特徴」という川崎水産の「建牡蠣」、「玉のようにつややかな身にくっきりとした黒いひだを持ち、築地市場でも広島ブランドカキとして有名」な世良水産の「地御前かき」が登場する。
同館の村上祥平店長は「海域やブランドによって違う味わいのある品質の高い『広島トップかき』を、週ごとに比較して楽しんでいただければ」と話す。
営業時間は10時30分~20時。カキの出品スケジュールなどの詳細は同館ホームページで確認できる。